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売約済み<渋谷店>ヤマハ W201BW

売約済み<渋谷店>ヤマハ W201BW

なかなかお目にかかれない逸品♪
<こちらのピアノはご成約済みとなりました。現在の展示情報は→こちら

みなさん、こんにちは。
三浦ピアノです。
渋谷店にとても素敵なピアノが入荷しました。

<YAMAHA W201BW>※ヤマハリニューアルピアノ

クラシカルなデザインがとても魅力的♪
高さ131cm/間口154cm/奥行65cm/重量245kg
1985年製

外装化粧材は根強い人気を誇るウォルナットです。
W201シリーズは当時の最高級機種として販売されていたピアノで、今でも多くのピアノファンを魅了し続けています。
そもそもの生産台数が少なく、手放されるオーナー様も多くなく、流通台数が少ないため出会える機会はあまりありません。
それにもかかわらず、偶然にも今回のピアノを入荷する前に弊社には1世代前のW201Bが展示されていましたがあっという間にご成約となりました。
やはり数が少ないだけあり、「これが欲しい!」というお客様は方々お探しになっているようです。

それでは、ピアノを見ていきましょう。
全体的に重厚感のあるクラシカルなデザイン。
W201シリーズの象徴ともいえるおしゃれな上前板は、トーンエスケープが搭載されています。
譜面台を前に引っ張ると横に隙間ができてそこから音が出るようになります。
アップライトピアノは音を集約して響かせる響板(共鳴板)が背面にありますので音の大部分は背面を中心に出るのですが、このトーンエスケープがあることで、よりいっそう直接的に演奏者に音が届きます。

実のところ、ピアノは隙間が多いのでトーンエスケープがなくても鍵盤の下などからも前面に音は出ていますが、やはり目の前から音が出てくるとだいぶ印象が変わります。
“自分がピアノを鳴らしている感覚”をより確かに味わえるのはトーンエスケープならでは。

この板チョコ模様、上前板だけでなく下前板や親板(側面の大きな部分)にもしっかりと刻まれています。
通常はあまり装飾がされない脚や棚板(鍵盤の下の部分)にも装飾が施されています。
装飾自体はシンプルですが、このひと手間が印象を大きく左右します。
高級機種と言われるW201BW。
もちろん見た目だけではありません。
トーンエスケープ機能付き譜面台、ソステヌートペダル、X支柱、中低音アグラフ、高音アリコート方式弦押さえ…と、当時のヤマハのアップライトピアノでできる最大限の工夫がされています。
ひとつひとつご案内したいところですが、機能が盛りだくさんなので、弊社の過去の記事を参考にご覧いただけますと幸いです。

X支柱、アグラフ、アリコートについてはこちらにて解説→ヤマハYUA

ソステヌートペダルはグランドピアノの真ん中のペダルと同じペダルで、右のダンパーペダルの全体の音を伸ばす機能を、特定の音にだけ発揮するペダルです。
例えば、「真ん中のド」だけを鳴らした直後にソステヌートペダルを踏み、そのまま別の音を鳴らすと、最初に鳴らした「真ん中のド」だけが伸びます。

音色は優しく上品です。
低音部はしっかり重量感を感じられながらもポーンと暖かく響き、高音は音の立ち上がりはふわっと優しく、立ち上がった後はきらっと軽やかに響く品の良さ。
なかなか出会えない貴重な逸品。ぜひ、ご試弾にいらしてください。
このどっしりとした重厚感とクラシカルな美しさ、現行品では見られないデザインの細やかさにこだわりの機能…
まさに中古ピアノの強みともいえる「中古でしか出会えない」すばらしいピアノです。
皆様のご来店を心よりお待ちいたしております。

売約済み<渋谷店>ヤマハU3M+コルグKHP-2500

売約済み<渋谷店>ヤマハU3M+コルグKHP-2500

新品の消音ユニット付き♪
<こちらのピアノはご成約済みとなりました。現在の展示情報は→こちら

三浦ピアノです。
渋谷店に展示しているピアノの情報をお伝えします。

<YAMAHA U3M + KORG KHP-2500>※ヤマハリニューアルピアノ+新品コルグ消音ユニット

ヤマハのフルサイズアップライトピアノに、新品のコルグ消音ユニットKHP-2500をセットしたお得な商品です。
高さ131cm/間口154cm/奥行65cm/重量240kg
1982年製
まずはピアノ本体から見ていきましょう。
U3Mらしい、優しく素直な音色です。
硬さと柔らかさのバランスが絶妙で、感情を音に乗せやすいです。
伸びの良さや、表現の幅の広さなど大型のピアノならではの良さをしっかり感じながら演奏できます。

さて、消音ユニットについてですが、内部について詳しくご覧になられたい方は過去ブログ(←クリック♪)にて解説いたしておりますので、そちらが参考になれば幸いです。

この場ではさくっとご案内いたします。
まず、消音ユニットとは【今までの普通のピアノとしても弾けるし、電子ピアノのようにも弾けるようにする】ためにピアノに取り付ける機械のこと。

レバーまたはペダルの切り替えで、生のピアノの音は出ないようにして(消音ON)、その間は電子音がヘッドフォンから聞こえるようになります。

消音ユニットを取り付けることで、昼間は普通のピアノとして演奏、夜間など外に音が漏れては困る時間帯は消音モードで演奏♪という1台で2役をこなすピアノに♪

消音ユニット付きの生ピアノと、電子ピアノの決定的な違いはこの切り替えができるという点と、「消音ピアノは内部構造は生ピアノのまま」という点です。消音時には音はもちろん電子音になりますが、一般的な電子ピアノのタッチ感とは雲泥の差があります。

消音ユニットは他の店頭展示品に後付けも可能ですし、お手持ちのピアノへ出張取付も可能です♪

「お休みの日以外は夜しか弾けない」「家族がテレワークなので音が出せない」などなど現代のお悩みに消音ユニット付きのピアノ、いかがでしょうか。

レバーひとつでさくっと切替♪ぜひご試弾してみてください。

皆様のご来店を心よりお待ちいたしております。

売約済み<渋谷店>ヤマハ U3M

売約済み<渋谷店>ヤマハ U3M

穏やかな音色が心地よい♪
~こちらのピアノはご成約済みとなりました~
現在の展示品情報は→こちら


三浦ピアノです。
渋谷店に展示しているピアノの情報をお伝えします。

<YAMAHA U3M>※ヤマハリニューアルピアノ
高さ131cm/間口154cm/奥行65cm/重量240kg
1982年製



黒の背の高さ131cm。まさにド定番、ピアノと言ったらこの形でしょう♪
アップライトピアノの楽器としての能力の高さは、同じメーカー内で比較するのであれば、基本的には背が高い方(グランドでは奥行が長い方)に軍配が上がります。

一般的にアップライトピアノは130cmほどが一番背が高いと言われております。
背が高くなれば、ピアノの表現力の豊かさを左右する響板(共鳴板)の面積が広くなり弦長も長くなりますし、弾き心地の良し悪しを左右するアクション(※)にも余裕がでます。(※アクションとは、ピアノが音を出すための機構のことです)

背が高くなればなるほど、ピアノの懐が深くなります。

こちらのU3Mは穏やかな音色が特徴です。
もちろん、パワフルな音色も鋭い音色も出せますが、何の気なしに鍵盤に触れてみると、優しい音色が出ます。

軽く弾いただけでもワンっと大きい音が出る元気なピアノには少しびっくりしてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、こちらのU3Mはまずは優しく語りかけてくれます。

弾き方により音色のコントロールが豊かにできるのは大型のピアノならではの表現力です。
これからピアノを始められる方へも、すでにピアノをお弾きになっている方へもおすすめです。
多くの方の心を満たしてくれるピアノだと思います。

近年、住宅環境から小型のインテリアピアノへの需要も高まっており、見た目やサイズ感から食わず嫌いで大型のピアノから遠ざかってしまいがちかもしれませんが、「楽器を演奏する」というシンプルな原点に帰ってみると、スタンダードな大型のピアノに触れてみる機会もあって良いのではないかと思います。

ぜひ、ご試弾にいらしてください。

皆様のご来店を心よりお待ちいたしております。

売約済み<渋谷店>ヤマハ W201B

売約済み<渋谷店>ヤマハ W201B

中古市場ならではの逸品!
こちらのピアノはご成約済みとなりました。後継機種のW201BWが入荷しております(2021.12.)→W201BWもご成約済みとなりました。
現在の展示品情報は→こちら



みなさん、こんにちは。
三浦ピアノです。
渋谷店にとても素敵なピアノが入荷しました。
<YAMAHA W201B>※ヤマハリニューアルピアノ

素晴らしき重厚感!!!
高さ131cm/間口154cm/奥行65cm/重量245kg
1982年製

外装化粧材は人気のウォルナットです。
W201シリーズは知る人ぞ知る超人気機種。

当時の最高級機種として販売されていたピアノで最上級の逸品となっておりますが、台数が少ないため出会える機会はあまりありません。

だからこそ、このピアノを探し求めるファンも多いのだとか。

まず目に付くのは、W201Bのチャームポイントである「板チョコみたいな」トーンエスケープ機能付きの譜面台。
前に引っ張ると横に隙間ができてそこから音が出ます。
アップライトピアノは響板(共鳴板)が背面にありますので、音の大部分は背面を中心に出るのですが、このトーンエスケープがあることによってより直接的に演奏者に音が届きます。

実際、ピアノって隙間が多いのでトーンエスケープがなくても鍵盤の下などからも前面に音は出ていますが、やはり目の前から音が出る感覚はトーンエスケープならではです。

見た目も美しく且つ機能的!なんて素晴らしいのでしょうか。

この板チョコ模様、下前板や親板(側面の大きな部分)にも深々と刻まれています。
脚や棚板(鍵盤の下の部分)にも立体的なデザインが施されており、いっそう高級感がでます。

決して華美なデザインではなく、あくまでもクラシカル・スタンダードを踏襲した品のある佇まい。

ひとつひとつのパーツに丁寧な技を感じます。
高級機種といわれる所以は、スペックを見れば一目瞭然。

トーンエスケープ機能付き譜面台、ソステヌートペダル、X支柱、中低音アグラフ、高音アリコート方式弦押さえ…もう、ふんだんに色々とおまけがついているわけです。

ひとつひとつご案内したいところですが、なにせ機能が盛りだくさんなので、良かったら弊社の過去の記事をご参考になさってください。

X支柱、アグラフ、アリコートについてはこちらにて解説→ヤマハYUA

ソステヌートペダルはグランドピアノの真ん中のペダルと同じペダルで、右のダンパーペダルの機能(全体の音を伸ばす)を、特定の音にだけ発揮するペダルです。
具体的にいえば、「真ん中のド」だけを鳴らした直後にソステヌートペダルを踏み、そのまま別の音を鳴らすと、最初に鳴らした「真ん中のド」だけが伸びます。

音色も見た目と同様に重厚です。
特に低音部分の迫力は素晴らしい。きれいにまっすぐ伸びて体の芯にまで響いてきます。
中高音も太さがありつつも上品さを欠かない絶妙なバランスです。
見た目だけじゃなく、きちんと中身も素晴らしい。演奏者の想いに応えてくれる表現力を持っています。

なかなか出会えない貴重な逸品。ぜひ、ご試弾にいらしてください。
皆様のご来店を心よりお待ちいたしております。

売約済み<渋谷店>ヤマハ UX + コルグ KHP-2500

売約済み<渋谷店>ヤマハ UX + コルグ KHP-2500

新品の消音ユニット付き♪
~こちらのピアノはご成約済みとなりました~
現在展示品情報は→こちら


三浦ピアノです。

渋谷店に展示しているピアノの情報をお伝えします。


<YAMAHA UX + KORG KHP-2500>※ヤマハリニューアルピアノ+新品コルグ消音ユニット

中古市場で以前から変わらぬ人気を誇る初代UXに、新品のコルグ消音ユニットKHP-2500をセットしたお得な商品です。
高さ131cm/間口154cm/奥行65cm/重量250kg
1980年製
まずはピアノ本体から見ていきましょう。

音の立ち上がりが素直で、一本筋の通ったちょうどいい厚みのある音色です。
UXといえばX支柱。
正面からは見えませんが、名前の由来にもなっているX支柱。支柱はピアノの背面にあります。

ピアノに張られている約230本の弦の張力を支えているのが、中に入っているフレーム(鋳鉄)と、この支柱。
一般的には支柱はまっすぐな形をしています。
UXに使われているX支柱はその名の通り支柱がXの形に。
さて、ではなぜXの形になっているのでしょうか?

まず、ピアノの弦の張力は1台で約20tにも及びます。
ピアノの弦は、長さを長くとるために斜めに交差して張られていますので、それだけの大きな力を支えている支柱も斜めに交差させることでねじれや反りに強くなり、ピアノ全体の剛性・耐久性を上げることに伴い、響板支持が増して音の伸びやかさへとつながると考えられ、X支柱が誕生しました。

UXって支柱がXになっただけなの?と思われがちですが、当時のスタンダードシリーズに比べていろいろと工夫されたピアノです。

まずは当時のカタログを見ると「トーンエスケープ採用」と書いてあります。
一般的にトーンエスケープといえば、上前板にスリットが入っていたり…(例↓)
上前板の中央部分を手前に引っ張り出す譜面台をイメージしますが…(例↓)
UXの場合は、実は、鍵盤の下にある下前板の隙間を大きくすることでその効果を得ています。
この世代の後のピアノでもちょくちょくこういうトーンエスケープ、あります。
アップライトピアノは基本的に背面にある響板がメインとなって音を鳴らしていますが、この隙間が音の逃げ道となって、演奏者に直接音が届くようになります。

それ以外にも、次高音~高音にかけて分割アリコート(※1)が採用されており艶のある音色を奏でてくれますし、中~低音部の駒にはオーバーハング(※2)方式が採用されており、充分な弦長が確保されているため中~低音の切り替え部分も滑らかな音になっています。

一見普通の黒いピアノですが、実はいろいろと工夫が凝らされているUX。
その工夫がきちんと音色の豊かさに反映され、今でも根強い人気があるのも頷けます。

実際にはスタンダードラインのUシリーズでもU3M以降はアリコートらしきものがついていたりもするのですが、モデルチェンジ後はまたつかなくなったり当時のカタログに記載が有ったりなかったりしてます…(;^_^A(弊社は古い店なので、昔のカタログも資料として豊富に保管しています)。

(※1アリコートとは、豊かな倍音を出すための方策です。1本の弦が端から端まで全て鳴っているわけではなく、実際に音を鳴らしている部分(有効弦)と音が鳴らない部分に分かれています。音が鳴らない部分は共鳴弦とされていますが、有効弦に対して共鳴弦の長さが整数比になるように分割することによって、より豊かな倍音を鳴らすように工夫されたのがアリコート方式です。)

(※2オーバーハングとは、弦長を長くとるための方策です。中低音部は特に、澄んだ滑らかな音を出すにはなるべく長く弦長を取りたいのです。ピアノが音を出すためにはハンマーが弦を打ち、響板(共鳴板)に貼られている駒に振動が伝わり、駒から響板へ振動を伝えながら増幅して音となります。弦の端が駒に接触しているため、その駒を響板のなるべく端っこに寄せれば弦長を長く得られますが、響板の構造上、振動効率を上げるには駒はなるべく中央寄りに有ってほしいため、単に駒を端っこに寄せるのではなく、駒はなるべく中央へ寄せた上で駒の形状を工夫し、弦が接触する駒上部は響板の端の方へせり出すようにしてなるべく長い弦長を確保しています。)



さて、消音ユニットについてですが、内部について詳しくご覧になられたい方は過去ブログ(←クリック♪)にて解説いたしておりますので、そちらが参考になれば幸いです。

この場ではさくっとご案内いたします。
まず、消音ユニットとは【今までの普通のピアノとしても弾けるし、電子ピアノのようにも弾けるようにする】ためにピアノに取り付ける機械のこと。

レバーまたはペダルの切り替えで、生のピアノの音は出ないようにして(消音ON)、その間は電子音がヘッドフォンから聞こえるようになります。

消音ユニットを取り付けることで、昼間は普通のピアノとして演奏、夜間など外に音が漏れては困る時間帯は消音モードで演奏♪という1台で2役をこなすピアノに♪

消音ユニット付きの生ピアノと、電子ピアノの決定的な違いはこの切り替えができるという点と、「消音ピアノは内部構造は生ピアノのまま」という点です。消音時には音はもちろん電子音になりますが、一般的な電子ピアノのタッチ感とは雲泥の差があります。

消音ユニットは他の店頭展示品に後付けも可能ですし、お手持ちのピアノへ出張取付も可能です♪

「お休みの日以外は夜しか弾けない」「家族がテレワークなので音が出せない」などなど現代のお悩みに消音ユニット付きのピアノ、いかがでしょうか。

レバーひとつでさくっと切替♪ぜひご試弾してみてください。

皆様のご来店を心よりお待ちいたしております。

売約済み<渋谷店>ヤマハ U1H

売約済み<渋谷店>ヤマハ U1H

珍しいウォルナット艶出し塗装♪
~こちらのピアノはご成約となりました~
現在の展示品情報は→こちら

三浦ピアノです。
現在、渋谷店に展示しているピアノの情報をお伝えいたします。

<YAMAHA U1H ウォルナット艶出し塗装>※中古再調整品

ヤマハU1Hのウォルナット艶出し塗装!珍しいです。
高さ121cm/間口150cm/奥行61cm/重量217kg
1979年製


昔のヤマハは特注できる外装色の種類が現在よりも豊富でしたが、特注されたピアノの絶対数はやはり少なく、こちらのウォルナット艶出し塗装のU1Hも珍しいです!
形は、スタンダードな黒のピアノと同じなので何か装飾があるわけではありませんが、明るめのブラウンで艶出しなので華やかな雰囲気です。

華やかな雰囲気ながら、木目は主張しすぎず、全体に溶け込むような滑らかさが綺麗です。
お部屋が明るくなりそうです♬
弾いてみた感想です。
この時代のピアノらしい明るく煌びやかな音色で、こちらの気持ちも弾みます。
121cmの背の高さながら馬力もあり、良く鳴る楽器です。
楽器がよく歌ってくれると、弾くのも楽しくなります。
ぜひご試弾してみてください。

皆様のご来店を心よりお待ちいたしております。

売約済み<渋谷店>ヤマハ W107B

売約済み<渋谷店>ヤマハ W107B

美しいローズウッドのピアノ♪
こちらのピアノは売約済みです。現在の展示品情報は→こちら


三浦ピアノです。
現在、渋谷店に展示しているピアノの情報をお伝えします。

<YAMAHA W107B>※ヤマハリニューアルピアノ

ローズウッドが上品な雰囲気を醸し出します。
高さ132cm/間口153cm/奥行65cm/重量244kg
1983年製


外装化粧材はローズウッドナチュラル半艶仕上げ。
ローズウッドは現在はレッドリストに入っている今となっては貴重な木材。

赤みを帯びたあたたかみのあるブラウンカラーに、独特の木目がとても美しくやわらか。
132cmの大型タイプのピアノですが、優しい雰囲気なので「大きいピアノって威圧感が…」という方にもぜひご覧いただきたいです。

こちらのピアノ、上前板にデザインが入っていますね。

一般的なピアノの上前板は1枚板ですが…
W107は3枚仕様。これはただのデザインではないのです。
スリットの部分は“トーンエスケープ”と呼ばれ、音を弾き手に直接届ける作用があります。
アップライトピアノは音を響かせる“響板”が背面にありますので、ピアノから聞こえてくる音のほとんどは背面で響きを広げてから正面へ回り込んできます。

実際にはピアノの正面にも鍵盤の下など隙間があるので、手前から全く音が出ていないわけではありませんが、トーンエスケープが付いているとより直接的に弾き手に音が届きます。

W-107Bは屋根の角と腕木とさらに脚(土台)のデザインがお揃いなのです。しかも、段々になっています。凝っているでしょう?
とてもきれいにまとまっていますし、角張っているところが少なく、あたたかな色味とピッタリ。
音色は、一言でいうなれば「万能」です!
柔らかい音色から力強い音色まで、自由自在でさすがフルサイズ!と言いたくなります。
ポーンと軽く弾いてみても、きちんと芯がありながら柔らかく響くバランスの良さをご体感いただけると思います。
演奏者を包み込む包容力溢れるピアノで、皆様にお勧めです。

ぜひご試弾ください。

皆様のご来店を心よりお待ちいたしております。

売約済み<渋谷店>ヤマハ M2SDW

売約済み<渋谷店>ヤマハ M2SDW

2017年製・深いぶどう色が印象的♪
~こちらのピアノはご成約済みとなりました 現在の展示品情報は→こちら

三浦ピアノです。
渋谷店に展示しているピアノの情報をお伝えいたします。

<YAMAHA M2SDW>※中古再調整品
こっくりと深いぶどう色。ここまで濃い色合いは珍しいです。
高さ110cm/間口149cm/奥行59cm/重量206kg
2017年製
外装の仕上げは、艶消しのダークウォルナット。
遠くから見ると「黒いピアノ?」にも見えるくらい深みのある優雅なカラー。
もし一般的なデザインのピアノでこのカラーが使われていたらたいへん重厚なイメージになりそうですが(それはそれでカッコイイ)、

M2SDWのネオ・クラシック調デザインは、気品がありつつも現代らしさを取り入れた堅苦しくない雰囲気を醸し出し、

コンパクトなサイズ感と相まって気軽における素敵な調度品のような愛らしさを感じられます。
全体的に直線的なデザインですが部分的に曲線を取り入れることで、全体のバランスが整えられています。
譜面台は抜け感のあるデザインで軽やかに。
柔らかく入った木目は色味を邪魔することなく、ほんのり主張してくれる上品な質感。
直線と曲線が融合された、手の込んだ八角デザイン。
脚のデザインが同じおそろいの椅子付きです!

脚にデザインがあしらわれたピアノは椅子が揃うと統一感が増し雰囲気がとても良くなります。
↑※座面が布張りのためほこりが付かないようカバーしてあります。色味が気になる方は店頭でご確認いただけます。

鍵盤蓋はソフトランディング機構搭載で、手を放してもゆっくり鍵盤蓋が下りる安心仕様。
音色は、やや柔らかめの大人しい印象です。

ただ大人しいだけではなく、丸い音の中に小型ピアノらしい華やかさも秘めているようなので、弾きこんでいくと鳴りが良くなっていくことでしょう。
2017年製ですと楽器としてまだまだ若く音が熟成されていないので、お客様にたくさん弾いていただいて育ててもらえると良いなと思います。
「楽器を育てる?」とは何とも奇妙ではありますが、ピアノはまるで生き物のようです。
たくさん奏でれば奏でた分、持ち主の個性を反映した音にどんどん育っていきますし、演奏されず調律もされなくなってしまうと本来の輝きを失ってしまいます。

年数を経て楽器として成熟し、しっかりと鳴る中古ピアノももちろん魅力的ですが、音がどんどん育っていく変化を楽しむことができるのは新品や年数の若い中古ピアノならではの楽しみ方の一つです。

1970年代~2000年代の中古ピアノに加えて新品も並べておりますので、ぜひ弾き比べてみてください。

・・・♪・・・♪・・・♪・・・

ちなみに、M2SDWの屋根にはトップサポートが付いています。

まだ音に本来の迫力が出てきていない内は「もう少し迫力が欲しいなぁ」なんて時には開けてみると音抜けが変わりますので、ぜひお試しください。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。

売約済み<渋谷店>ヤマハ YU3Wn

売約済み<渋谷店>ヤマハ YU3Wn

2001年製・木目のピアノ♪
~こちらのピアノはご成約済みになりました 現在の展示品情報は→こちら

三浦ピアノです。
渋谷店に展示しているピアノの情報をお伝えします。



<YAMAHA YU3Wn>※中古再調整品

クラシカルな三つ窓デザインが目を惹きます♪
高さ131cm/間口153cm/奥行65cm/重量235kg
2001年製
外装化粧材は、人気のアメリカンウォルナット。
大型のピアノは「威圧感があるのでは」と思われるかもしれませんが、こちらのピアノは、派手すぎない木目が全体を柔らかな印象にし、堂々としながらもとても品の良い雰囲気を醸し出してくれます。威圧感どころか穏やかな空気を感じさせるほどです。木材(=自然)の癒し効果でしょうか…

近くで見てみると、整った木目や色合いの美しさがよく分かります。
三つ窓のデザインがよく映えます。
全体的にはスタンダードなデザインなのに、この三つ窓が付くだけで高級感が増します。
華美な装飾で高級感を出すのではなく、ピアノ本来のフォルムを活かしつつウォルナットの化粧板がそっと華を添えて、とても美しい佇まいです。
ピアノはそのサイズ感から大きな調度品のような要素もあります。
ピアノは演奏している時間より、眺めている時間の方が長いお客様も多いかと思います。
お部屋にこちらのような柔らかな色合いのクラシカルな雰囲気を纏ったピアノがあったら、それだけで嬉しくなっちゃいそうです。
過去にも、時々このデザインが施されている機種はありましたが、あまり多くはないので気になる方はお早めにお問い合わせください。
更に!ソフトランディング鍵盤蓋搭載なので、手を離してしまってもゆっくり閉まってくれる安心仕様。

美しいだけでなく、安心感もあるなんて嬉しい限り。
こちらのピアノは、外装の美しさだけでなく演奏者の気持ちを高揚させるような明るく華やかな音色も魅力的です。
大型のピアノならではの力強い響きが、聴いている周りの人も元気づけてくれるように思います。

コロナ禍で気分が沈みがちなこともあるかもしれませんが、この美しい外装と華やかな音色で明るい気持ちになれれば幸いです。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

売約済み<渋谷店・新品>ヤマハ b-113SC2

売約済み<渋谷店・新品>ヤマハ b-113SC2

コンパクトなサイレントピアノ♪
~こちらのピアノはご成約済みです 現在の展示品情報は→こちら


三浦ピアノです。
渋谷店に展示しているピアノの情報をお伝えします。

<ヤマハ b-113SC2>※新品

ヤマハの現行品の中で最もコンパクトなアップライトピアノにヤマハの消音機能が付いたサイレントピアノ♪(※サイレントピアノはヤマハの商標登録です)

高さ113cm/間口149cm/奥行53cm/重量198kg
2020年製
背の高さ113cmのコンパクトサイズ。

背の高さだけでなく、なんと驚きの奥行53cm!!!※一般的なピアノの奥行は60cm~65cm前後

ほっそりした脚は、昔ながらのピアノの形を踏襲しながらもスタイリッシュですっきりしたイメージに。

小柄ながら「ピアノらしい存在感」はばっちりです。
ただコンパクトなだけじゃありません。嬉しい機能も充実。

まずは、鍵盤蓋を閉める時にうっかり手を離してしまっても、鍵盤蓋がゆっくり閉まるソフトランディング機構付き。
更には、“屋根を少し開けたままの状態”を保てるトップサポートも付いています!

<通常の状態>

<トップサポート利用時>
小型のピアノは、楽器の構造上 音が響きすぎてしまったりきつく感じることも多いのですが、こちらのピアノは意外にも柔らかめの音色で、優しく音が響きます。

屋根を開けてみると音の広がり方が変わりますので、もっと迫力が欲しい!と思ったときは屋根を開けてみてください。

音の響き方・広がり方が変わるとまた一味も二味も違った楽しみ方ができますよ♪

さて、b113SC2はサイレント機能付きなので、夜遅くに練習したいときにも便利です。

通常のピアノの真ん中のペダルは弱音ペダルになっており少し音が小さくなりますが、ヤマハのサイレントピアノは真ん中のペダルを踏むことで音が完全に消えます。
ペダルを踏むと、画像の矢印の部分(ミュートバー)が少々手前に動きます。

上から見て、銀色のレールがハンマーより少し向こう側にはみ出していたのが、すっぽりハンマーの下に納まります。
ミュートバーがハンマーに近くなりましたね。
ハンマーが弦を打つ前にこのバーで止まることで、音が消えます。
鍵盤の下には光センサーが設置され、そのセンサーで鍵盤の動きを読み取り、電子音に変換します。
音色の選択などはこちらのスイッチボックスで行います。
薄型で目立ちにくく、外観のピアノらしさを損ねたくないというヤマハのこだわりを感じますね。
ボタンは底面についています。
近年、住宅事情などから需要が高まりつつある小型のピアノ。

インターネット上にも情報が溢れているので「小型のピアノ」と検索すると、ネガティブな情報も多々出てくることと思われます。

特にインドネシア製というだけでb-113は結構な言われよう…なこともあったりします。

弊社は、社員全員がピアノ調律師ですので、ピアノの販売・ご案内をするのももちろん調律師です。
技術者ならではの視点でそれぞれのピアノの強み・弱点をご案内いたします。

b-113が気になっているもののインターネット上での評判が気になる方は、ぜひ現物をご覧になって実際に弾いてみてください。(こちらのピアノに限ったことではありませんが。)

電子ピアノのようなコンパクトさでありながら、「きちんとした本物のピアノの良さ」をご体感いただけると思います。

一般論として、小型のピアノが大型のピアノに対して“楽器としてのパフォーマンス”が敵わない部分があることは確かです。

しかし、ピアノには1台1台そのピアノにしかない良さがあり、お客様にとって必ずしも「大きいピアノが絶対おすすめです」とも限らないかもしれません。
また、消音機能についても、アコースティックの楽器にデジタルの機械を取り付けることに対してマイナスイメージが先行してるコメントもお見掛けします。

確かに影響はゼロではありません。しかし、お客様によりその許容範囲は異なり「音が出せない環境下だけど、なるべく本物に近いタッチで弾きたい」というお客様も多くいらっしゃいます。

弊社は消音ピアノ(サイレントピアノ)の発売当初より取り扱いをしており、他社メーカーの後付け消音ユニットの開発に携わったこともございます。
多くの経験や研究を重ねてきた弊社ならではのご案内をさせていただければ幸いです。

ちなみに、皆様、消音ピアノっていつからあるかご存知ですか?

さも新参者のような扱いを受けている場面もございますが、実はもう30年近く前から日本国内では出回っています。
遡れば海外ではもっと古くから存在します。
発売当初はピアノの調整を損ねざるを得ない部分があったのは確かです。
しかしながら、日本の高い技術力を駆使し各メーカーがモデルチェンジを重ねて、電子音の質の高さやタッチ感を磨き、ピアノの調整への影響が小さくなってきたことも事実です。
置き場所の問題や音出しできる時間の短さなど、現代の住宅事情にも上手く合致したb-113SC2。
コンパクトで、サイレント機能も付いていて、ちゃんと本物のピアノ!…気になるお客様も多いのではないでしょうか。

ここまで長々とお付き合いいただいたのですが、つまるところは何事も百聞は一見に如かずです。
それぞれのピアノの得意とする部分・苦手とする部分、メリット・デメリット、全てにおいて公平な目線で、営業者目線ではなく技術者目線でご提案させていただきます。

「試しに弾いてみたい」「ピアノってどんなものがあるの?」そんな気軽な気持ちでご来店いただければ幸いです。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。

※現在、新型コロナウイルスの影響によりヤマハbシリーズの納期は2021年4月以降が目安となっており、お届けまでお時間を頂戴しております。(2020/11/2現在)

ご理解・ご了承のほどお願い申し上げます。