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スタジオの時間枠が9月より変更になります

スタジオの時間枠が9月より変更になります

【時間枠変更について重要なお知らせ】
三浦ピアノです。
弊社スタジオのご利用時間についてご案内です。
2021年9月1日より30分枠でのご利用が可能になります。

従来は、9時~19時は毎時00分からの1時間単位・19時~21時は2時間固定枠でしたが、
2021年9月より9時~19時は30分単位19時~20時&20時~21時は1時間固定枠となります。

9時~10時および19時~21時の時間帯のご予約受付は従来通りお電話でのみ承っております。

その他の時間帯につきましては、9月以降のカレンダーは既に30分枠に切り替わっておりますので、オンラインからもご予約いただけます。
オンライン予約は→こちら←より♪

また、8月よりキャンペーンを予定しておりますので続報をお待ちくださいませ♪

皆様のご来店を心よりお待ちいたしております。

【重要】スタジオ:予約システムメンテナンスのお知らせ

スタジオの時間枠が9月より変更になります

みなさんこんにちは、三浦ピアノです。

下記の日程で、スタジオの予約システムのメンテナンスを行います。
期間:2021年7月21日(水)18時30譜~22時頃まで

システムメンテナンス中は、お電話およびオンラインでのご予約/変更/キャンセルが一切できなくなります。

ご不便をおかけしまして申し訳ございません。

よろしくお願い申し上げます。

売約済み<渋谷店>ヤマハ UX + コルグ KHP-2500

売約済み<渋谷店>ヤマハ UX + コルグ KHP-2500

新品の消音ユニット付き♪
~こちらのピアノはご成約済みとなりました~
現在展示品情報は→こちら


三浦ピアノです。

渋谷店に展示しているピアノの情報をお伝えします。


<YAMAHA UX + KORG KHP-2500>※ヤマハリニューアルピアノ+新品コルグ消音ユニット

中古市場で以前から変わらぬ人気を誇る初代UXに、新品のコルグ消音ユニットKHP-2500をセットしたお得な商品です。
高さ131cm/間口154cm/奥行65cm/重量250kg
1980年製
まずはピアノ本体から見ていきましょう。

音の立ち上がりが素直で、一本筋の通ったちょうどいい厚みのある音色です。
UXといえばX支柱。
正面からは見えませんが、名前の由来にもなっているX支柱。支柱はピアノの背面にあります。

ピアノに張られている約230本の弦の張力を支えているのが、中に入っているフレーム(鋳鉄)と、この支柱。
一般的には支柱はまっすぐな形をしています。
UXに使われているX支柱はその名の通り支柱がXの形に。
さて、ではなぜXの形になっているのでしょうか?

まず、ピアノの弦の張力は1台で約20tにも及びます。
ピアノの弦は、長さを長くとるために斜めに交差して張られていますので、それだけの大きな力を支えている支柱も斜めに交差させることでねじれや反りに強くなり、ピアノ全体の剛性・耐久性を上げることに伴い、響板支持が増して音の伸びやかさへとつながると考えられ、X支柱が誕生しました。

UXって支柱がXになっただけなの?と思われがちですが、当時のスタンダードシリーズに比べていろいろと工夫されたピアノです。

まずは当時のカタログを見ると「トーンエスケープ採用」と書いてあります。
一般的にトーンエスケープといえば、上前板にスリットが入っていたり…(例↓)
上前板の中央部分を手前に引っ張り出す譜面台をイメージしますが…(例↓)
UXの場合は、実は、鍵盤の下にある下前板の隙間を大きくすることでその効果を得ています。
この世代の後のピアノでもちょくちょくこういうトーンエスケープ、あります。
アップライトピアノは基本的に背面にある響板がメインとなって音を鳴らしていますが、この隙間が音の逃げ道となって、演奏者に直接音が届くようになります。

それ以外にも、次高音~高音にかけて分割アリコート(※1)が採用されており艶のある音色を奏でてくれますし、中~低音部の駒にはオーバーハング(※2)方式が採用されており、充分な弦長が確保されているため中~低音の切り替え部分も滑らかな音になっています。

一見普通の黒いピアノですが、実はいろいろと工夫が凝らされているUX。
その工夫がきちんと音色の豊かさに反映され、今でも根強い人気があるのも頷けます。

実際にはスタンダードラインのUシリーズでもU3M以降はアリコートらしきものがついていたりもするのですが、モデルチェンジ後はまたつかなくなったり当時のカタログに記載が有ったりなかったりしてます…(;^_^A(弊社は古い店なので、昔のカタログも資料として豊富に保管しています)。

(※1アリコートとは、豊かな倍音を出すための方策です。1本の弦が端から端まで全て鳴っているわけではなく、実際に音を鳴らしている部分(有効弦)と音が鳴らない部分に分かれています。音が鳴らない部分は共鳴弦とされていますが、有効弦に対して共鳴弦の長さが整数比になるように分割することによって、より豊かな倍音を鳴らすように工夫されたのがアリコート方式です。)

(※2オーバーハングとは、弦長を長くとるための方策です。中低音部は特に、澄んだ滑らかな音を出すにはなるべく長く弦長を取りたいのです。ピアノが音を出すためにはハンマーが弦を打ち、響板(共鳴板)に貼られている駒に振動が伝わり、駒から響板へ振動を伝えながら増幅して音となります。弦の端が駒に接触しているため、その駒を響板のなるべく端っこに寄せれば弦長を長く得られますが、響板の構造上、振動効率を上げるには駒はなるべく中央寄りに有ってほしいため、単に駒を端っこに寄せるのではなく、駒はなるべく中央へ寄せた上で駒の形状を工夫し、弦が接触する駒上部は響板の端の方へせり出すようにしてなるべく長い弦長を確保しています。)



さて、消音ユニットについてですが、内部について詳しくご覧になられたい方は過去ブログ(←クリック♪)にて解説いたしておりますので、そちらが参考になれば幸いです。

この場ではさくっとご案内いたします。
まず、消音ユニットとは【今までの普通のピアノとしても弾けるし、電子ピアノのようにも弾けるようにする】ためにピアノに取り付ける機械のこと。

レバーまたはペダルの切り替えで、生のピアノの音は出ないようにして(消音ON)、その間は電子音がヘッドフォンから聞こえるようになります。

消音ユニットを取り付けることで、昼間は普通のピアノとして演奏、夜間など外に音が漏れては困る時間帯は消音モードで演奏♪という1台で2役をこなすピアノに♪

消音ユニット付きの生ピアノと、電子ピアノの決定的な違いはこの切り替えができるという点と、「消音ピアノは内部構造は生ピアノのまま」という点です。消音時には音はもちろん電子音になりますが、一般的な電子ピアノのタッチ感とは雲泥の差があります。

消音ユニットは他の店頭展示品に後付けも可能ですし、お手持ちのピアノへ出張取付も可能です♪

「お休みの日以外は夜しか弾けない」「家族がテレワークなので音が出せない」などなど現代のお悩みに消音ユニット付きのピアノ、いかがでしょうか。

レバーひとつでさくっと切替♪ぜひご試弾してみてください。

皆様のご来店を心よりお待ちいたしております。

売約済み<渋谷店>ヤマハ U1H

売約済み<渋谷店>ヤマハ U1H

珍しいウォルナット艶出し塗装♪
~こちらのピアノはご成約となりました~
現在の展示品情報は→こちら

三浦ピアノです。
現在、渋谷店に展示しているピアノの情報をお伝えいたします。

<YAMAHA U1H ウォルナット艶出し塗装>※中古再調整品

ヤマハU1Hのウォルナット艶出し塗装!珍しいです。
高さ121cm/間口150cm/奥行61cm/重量217kg
1979年製


昔のヤマハは特注できる外装色の種類が現在よりも豊富でしたが、特注されたピアノの絶対数はやはり少なく、こちらのウォルナット艶出し塗装のU1Hも珍しいです!
形は、スタンダードな黒のピアノと同じなので何か装飾があるわけではありませんが、明るめのブラウンで艶出しなので華やかな雰囲気です。

華やかな雰囲気ながら、木目は主張しすぎず、全体に溶け込むような滑らかさが綺麗です。
お部屋が明るくなりそうです♬
弾いてみた感想です。
この時代のピアノらしい明るく煌びやかな音色で、こちらの気持ちも弾みます。
121cmの背の高さながら馬力もあり、良く鳴る楽器です。
楽器がよく歌ってくれると、弾くのも楽しくなります。
ぜひご試弾してみてください。

皆様のご来店を心よりお待ちいたしております。

売約済み<渋谷店>ヤマハ W107B

売約済み<渋谷店>ヤマハ W107B

美しいローズウッドのピアノ♪
こちらのピアノは売約済みです。現在の展示品情報は→こちら


三浦ピアノです。
現在、渋谷店に展示しているピアノの情報をお伝えします。

<YAMAHA W107B>※ヤマハリニューアルピアノ

ローズウッドが上品な雰囲気を醸し出します。
高さ132cm/間口153cm/奥行65cm/重量244kg
1983年製


外装化粧材はローズウッドナチュラル半艶仕上げ。
ローズウッドは現在はレッドリストに入っている今となっては貴重な木材。

赤みを帯びたあたたかみのあるブラウンカラーに、独特の木目がとても美しくやわらか。
132cmの大型タイプのピアノですが、優しい雰囲気なので「大きいピアノって威圧感が…」という方にもぜひご覧いただきたいです。

こちらのピアノ、上前板にデザインが入っていますね。

一般的なピアノの上前板は1枚板ですが…
W107は3枚仕様。これはただのデザインではないのです。
スリットの部分は“トーンエスケープ”と呼ばれ、音を弾き手に直接届ける作用があります。
アップライトピアノは音を響かせる“響板”が背面にありますので、ピアノから聞こえてくる音のほとんどは背面で響きを広げてから正面へ回り込んできます。

実際にはピアノの正面にも鍵盤の下など隙間があるので、手前から全く音が出ていないわけではありませんが、トーンエスケープが付いているとより直接的に弾き手に音が届きます。

W-107Bは屋根の角と腕木とさらに脚(土台)のデザインがお揃いなのです。しかも、段々になっています。凝っているでしょう?
とてもきれいにまとまっていますし、角張っているところが少なく、あたたかな色味とピッタリ。
音色は、一言でいうなれば「万能」です!
柔らかい音色から力強い音色まで、自由自在でさすがフルサイズ!と言いたくなります。
ポーンと軽く弾いてみても、きちんと芯がありながら柔らかく響くバランスの良さをご体感いただけると思います。
演奏者を包み込む包容力溢れるピアノで、皆様にお勧めです。

ぜひご試弾ください。

皆様のご来店を心よりお待ちいたしております。

スタジオのコロナウイルス感染対策について

スタジオのコロナウイルス感染対策について

三浦ピアノです。

スタジオ内でご利用いただけるよう、飛沫防止カーテンをご用意しました。

ご利用をご希望のお客様は受付にお声がけください。
今後、ご要望が増えれば台数を増やしていきます。

(上記のタイプ2台に加え、Kスタジオでご利用いただけるコンパクトタイプを4台追加、K2にチェーン設置いたしました。)

透明度ばっちりです。
高さはだいたい170cmくらいまで伸ばせます。
<三浦ピアノスタジオのコロナウイルス感染対策>

・お客様ご退室時に、室内及び鍵盤の清掃/消毒をしています。

・各室に空気清浄機を設置しています。

・換気のため、使用していないお部屋は常に扉を開放しています。

・ご希望のお客様は、飛沫防止カーテンをご利用いただけます。

・お店の入り口に消毒液を設置しています。



<コロナウイルス感染対策のためにみなさまへお願い>

・ご来店の際はマスクのご着用をお願いいたします。

・スタジオご入室前に、必ず石鹸で手洗いをお願いいたします。

・清掃のため、5分前退室にご協力くださいますと幸いです。


皆様のご理解、ご協力をお願い申し上げます。

売約済み<渋谷店>ヤマハ M2SDW

売約済み<渋谷店>ヤマハ M2SDW

2017年製・深いぶどう色が印象的♪
~こちらのピアノはご成約済みとなりました 現在の展示品情報は→こちら

三浦ピアノです。
渋谷店に展示しているピアノの情報をお伝えいたします。

<YAMAHA M2SDW>※中古再調整品
こっくりと深いぶどう色。ここまで濃い色合いは珍しいです。
高さ110cm/間口149cm/奥行59cm/重量206kg
2017年製
外装の仕上げは、艶消しのダークウォルナット。
遠くから見ると「黒いピアノ?」にも見えるくらい深みのある優雅なカラー。
もし一般的なデザインのピアノでこのカラーが使われていたらたいへん重厚なイメージになりそうですが(それはそれでカッコイイ)、

M2SDWのネオ・クラシック調デザインは、気品がありつつも現代らしさを取り入れた堅苦しくない雰囲気を醸し出し、

コンパクトなサイズ感と相まって気軽における素敵な調度品のような愛らしさを感じられます。
全体的に直線的なデザインですが部分的に曲線を取り入れることで、全体のバランスが整えられています。
譜面台は抜け感のあるデザインで軽やかに。
柔らかく入った木目は色味を邪魔することなく、ほんのり主張してくれる上品な質感。
直線と曲線が融合された、手の込んだ八角デザイン。
脚のデザインが同じおそろいの椅子付きです!

脚にデザインがあしらわれたピアノは椅子が揃うと統一感が増し雰囲気がとても良くなります。
↑※座面が布張りのためほこりが付かないようカバーしてあります。色味が気になる方は店頭でご確認いただけます。

鍵盤蓋はソフトランディング機構搭載で、手を放してもゆっくり鍵盤蓋が下りる安心仕様。
音色は、やや柔らかめの大人しい印象です。

ただ大人しいだけではなく、丸い音の中に小型ピアノらしい華やかさも秘めているようなので、弾きこんでいくと鳴りが良くなっていくことでしょう。
2017年製ですと楽器としてまだまだ若く音が熟成されていないので、お客様にたくさん弾いていただいて育ててもらえると良いなと思います。
「楽器を育てる?」とは何とも奇妙ではありますが、ピアノはまるで生き物のようです。
たくさん奏でれば奏でた分、持ち主の個性を反映した音にどんどん育っていきますし、演奏されず調律もされなくなってしまうと本来の輝きを失ってしまいます。

年数を経て楽器として成熟し、しっかりと鳴る中古ピアノももちろん魅力的ですが、音がどんどん育っていく変化を楽しむことができるのは新品や年数の若い中古ピアノならではの楽しみ方の一つです。

1970年代~2000年代の中古ピアノに加えて新品も並べておりますので、ぜひ弾き比べてみてください。

・・・♪・・・♪・・・♪・・・

ちなみに、M2SDWの屋根にはトップサポートが付いています。

まだ音に本来の迫力が出てきていない内は「もう少し迫力が欲しいなぁ」なんて時には開けてみると音抜けが変わりますので、ぜひお試しください。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。

売約済み<渋谷店>ヤマハ YU3Wn

売約済み<渋谷店>ヤマハ YU3Wn

2001年製・木目のピアノ♪
~こちらのピアノはご成約済みになりました 現在の展示品情報は→こちら

三浦ピアノです。
渋谷店に展示しているピアノの情報をお伝えします。



<YAMAHA YU3Wn>※中古再調整品

クラシカルな三つ窓デザインが目を惹きます♪
高さ131cm/間口153cm/奥行65cm/重量235kg
2001年製
外装化粧材は、人気のアメリカンウォルナット。
大型のピアノは「威圧感があるのでは」と思われるかもしれませんが、こちらのピアノは、派手すぎない木目が全体を柔らかな印象にし、堂々としながらもとても品の良い雰囲気を醸し出してくれます。威圧感どころか穏やかな空気を感じさせるほどです。木材(=自然)の癒し効果でしょうか…

近くで見てみると、整った木目や色合いの美しさがよく分かります。
三つ窓のデザインがよく映えます。
全体的にはスタンダードなデザインなのに、この三つ窓が付くだけで高級感が増します。
華美な装飾で高級感を出すのではなく、ピアノ本来のフォルムを活かしつつウォルナットの化粧板がそっと華を添えて、とても美しい佇まいです。
ピアノはそのサイズ感から大きな調度品のような要素もあります。
ピアノは演奏している時間より、眺めている時間の方が長いお客様も多いかと思います。
お部屋にこちらのような柔らかな色合いのクラシカルな雰囲気を纏ったピアノがあったら、それだけで嬉しくなっちゃいそうです。
過去にも、時々このデザインが施されている機種はありましたが、あまり多くはないので気になる方はお早めにお問い合わせください。
更に!ソフトランディング鍵盤蓋搭載なので、手を離してしまってもゆっくり閉まってくれる安心仕様。

美しいだけでなく、安心感もあるなんて嬉しい限り。
こちらのピアノは、外装の美しさだけでなく演奏者の気持ちを高揚させるような明るく華やかな音色も魅力的です。
大型のピアノならではの力強い響きが、聴いている周りの人も元気づけてくれるように思います。

コロナ禍で気分が沈みがちなこともあるかもしれませんが、この美しい外装と華やかな音色で明るい気持ちになれれば幸いです。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

売約済み<渋谷店・新品>ヤマハ b-113SC2

売約済み<渋谷店・新品>ヤマハ b-113SC2

コンパクトなサイレントピアノ♪
~こちらのピアノはご成約済みです 現在の展示品情報は→こちら


三浦ピアノです。
渋谷店に展示しているピアノの情報をお伝えします。

<ヤマハ b-113SC2>※新品

ヤマハの現行品の中で最もコンパクトなアップライトピアノにヤマハの消音機能が付いたサイレントピアノ♪(※サイレントピアノはヤマハの商標登録です)

高さ113cm/間口149cm/奥行53cm/重量198kg
2020年製
背の高さ113cmのコンパクトサイズ。

背の高さだけでなく、なんと驚きの奥行53cm!!!※一般的なピアノの奥行は60cm~65cm前後

ほっそりした脚は、昔ながらのピアノの形を踏襲しながらもスタイリッシュですっきりしたイメージに。

小柄ながら「ピアノらしい存在感」はばっちりです。
ただコンパクトなだけじゃありません。嬉しい機能も充実。

まずは、鍵盤蓋を閉める時にうっかり手を離してしまっても、鍵盤蓋がゆっくり閉まるソフトランディング機構付き。
更には、“屋根を少し開けたままの状態”を保てるトップサポートも付いています!

<通常の状態>

<トップサポート利用時>
小型のピアノは、楽器の構造上 音が響きすぎてしまったりきつく感じることも多いのですが、こちらのピアノは意外にも柔らかめの音色で、優しく音が響きます。

屋根を開けてみると音の広がり方が変わりますので、もっと迫力が欲しい!と思ったときは屋根を開けてみてください。

音の響き方・広がり方が変わるとまた一味も二味も違った楽しみ方ができますよ♪

さて、b113SC2はサイレント機能付きなので、夜遅くに練習したいときにも便利です。

通常のピアノの真ん中のペダルは弱音ペダルになっており少し音が小さくなりますが、ヤマハのサイレントピアノは真ん中のペダルを踏むことで音が完全に消えます。
ペダルを踏むと、画像の矢印の部分(ミュートバー)が少々手前に動きます。

上から見て、銀色のレールがハンマーより少し向こう側にはみ出していたのが、すっぽりハンマーの下に納まります。
ミュートバーがハンマーに近くなりましたね。
ハンマーが弦を打つ前にこのバーで止まることで、音が消えます。
鍵盤の下には光センサーが設置され、そのセンサーで鍵盤の動きを読み取り、電子音に変換します。
音色の選択などはこちらのスイッチボックスで行います。
薄型で目立ちにくく、外観のピアノらしさを損ねたくないというヤマハのこだわりを感じますね。
ボタンは底面についています。
近年、住宅事情などから需要が高まりつつある小型のピアノ。

インターネット上にも情報が溢れているので「小型のピアノ」と検索すると、ネガティブな情報も多々出てくることと思われます。

特にインドネシア製というだけでb-113は結構な言われよう…なこともあったりします。

弊社は、社員全員がピアノ調律師ですので、ピアノの販売・ご案内をするのももちろん調律師です。
技術者ならではの視点でそれぞれのピアノの強み・弱点をご案内いたします。

b-113が気になっているもののインターネット上での評判が気になる方は、ぜひ現物をご覧になって実際に弾いてみてください。(こちらのピアノに限ったことではありませんが。)

電子ピアノのようなコンパクトさでありながら、「きちんとした本物のピアノの良さ」をご体感いただけると思います。

一般論として、小型のピアノが大型のピアノに対して“楽器としてのパフォーマンス”が敵わない部分があることは確かです。

しかし、ピアノには1台1台そのピアノにしかない良さがあり、お客様にとって必ずしも「大きいピアノが絶対おすすめです」とも限らないかもしれません。
また、消音機能についても、アコースティックの楽器にデジタルの機械を取り付けることに対してマイナスイメージが先行してるコメントもお見掛けします。

確かに影響はゼロではありません。しかし、お客様によりその許容範囲は異なり「音が出せない環境下だけど、なるべく本物に近いタッチで弾きたい」というお客様も多くいらっしゃいます。

弊社は消音ピアノ(サイレントピアノ)の発売当初より取り扱いをしており、他社メーカーの後付け消音ユニットの開発に携わったこともございます。
多くの経験や研究を重ねてきた弊社ならではのご案内をさせていただければ幸いです。

ちなみに、皆様、消音ピアノっていつからあるかご存知ですか?

さも新参者のような扱いを受けている場面もございますが、実はもう30年近く前から日本国内では出回っています。
遡れば海外ではもっと古くから存在します。
発売当初はピアノの調整を損ねざるを得ない部分があったのは確かです。
しかしながら、日本の高い技術力を駆使し各メーカーがモデルチェンジを重ねて、電子音の質の高さやタッチ感を磨き、ピアノの調整への影響が小さくなってきたことも事実です。
置き場所の問題や音出しできる時間の短さなど、現代の住宅事情にも上手く合致したb-113SC2。
コンパクトで、サイレント機能も付いていて、ちゃんと本物のピアノ!…気になるお客様も多いのではないでしょうか。

ここまで長々とお付き合いいただいたのですが、つまるところは何事も百聞は一見に如かずです。
それぞれのピアノの得意とする部分・苦手とする部分、メリット・デメリット、全てにおいて公平な目線で、営業者目線ではなく技術者目線でご提案させていただきます。

「試しに弾いてみたい」「ピアノってどんなものがあるの?」そんな気軽な気持ちでご来店いただければ幸いです。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。

※現在、新型コロナウイルスの影響によりヤマハbシリーズの納期は2021年4月以降が目安となっており、お届けまでお時間を頂戴しております。(2020/11/2現在)

ご理解・ご了承のほどお願い申し上げます。

売約済み<渋谷店>ヤマハ U1H + コルグ KHP-2500

売約済み<渋谷店>ヤマハ U1H + コルグ KHP-2500

新品消音ユニットをお得にセット♪
~こちらのピアノはご成約済みとなりました 現在の展示品情報は→こちら

三浦ピアノです。
渋谷店に展示しているピアノの情報をお伝えします。

<YAMAHA U1H + KORG KHP-2500>中古再調整品ピアノ+新品消音ユニット

消音ユニット取付経験豊富な三浦ピアノならではのおすすめのセット品です!
高さ121cm/間口150cm/奥行61cm/重量217kg
1974年製
鳴りの良さとキラキラした華やかな音色が特徴のU1H。
「ヤマハらしい明るい音色」そんな王道のピアノです。

この時代のピアノは、古くからやっているピアノ屋さんなら「あの時代のピアノは良かったよね」と必ず名前が挙がると言って良いほど完成度が高いです。

全体のバランスの良さや安定度の高さ、年数が経っても色褪せない煌びやかな響き。
新品当時だけでなく、年数を経てからも変わらず高い評価を得ています。
その時々できっといろんなデザインや音作りが流行ったのだと思いますが、安心感のある「クオリティの高いスタンダードなピアノ」は時代を問わず選ばれ続けていくものだと思います。
そんな老若男女問わずおすすめのU1Hにコルグの消音ユニットKHP-2500(新品)をセットしました。
この数年で、消音ピアノや消音ユニットをご存知の方はずいぶん増えてきたように思いますが、「消音ユニットって何でしょうか?」という方もいらっしゃるかもしれませんので簡単にご案内させてください。

!!!!!消音ピアノとは、<1台2役のとっても便利なピアノ>です!!!!!


普通のピアノとして弾けるのはもちろんのこと、レバーやペダルの切り替えでピアノの音を消すことができます。

コルグKHP-2500はレバーでの切替です。
→レバーに手をひっかけて→
→引っ張って手前に引っ掛けます→
レバーを手前に動かすことで、内部の消音バーが動き、ハンマーが弦に打れないよう動きを制御します。
レバーOFF→レバーONにした時の消音バーの動きです。
コルグの消音バーは棒というよりはけっこう幅のある板のようなものです。回転軸が下の方にあり、レバーを引くとクルンと上半分が手前に傾き、ハンマーに近くなります。
ピアノの音を消している間は、鍵盤の下に設置している光センサー(非接触)が鍵盤の動きを読み取って、ヘッドフォンまたはスピーカーから電子音になって出ます。
普通のピアノに、電子ピアノの機能を取り付けるようなイメージです。

「え、電子ピアノと同じになっちゃうの?」と思われるかもしれませんが、消音ピアノ使用時は、音は電子音に切り替わりますが、ピアノ内部構造の動きはそのままなので、電子ピアノとはタッチが格段に違います。

「昼間は普通のピアノとして、夜は消音ピアノとして。」「新しい曲に入ったばかりの反復練習は消音ピアノで、曲が形になってきたら普通のピアノで。」などなど、お客様のライフスタイルや練習スタイルに合わせてご利用いただけます。

内部構造につきましては、弊社のアメブロの過去記事をご覧ください→こちら

時代が進むにつれて住宅事情やご近所付き合いの仕方が変わってきた現代、消音ユニットの必要性が高まるとともに、経験の少ない技術者が取付を行いトラブルになる事例も増えてきました。

インターネットで調べるとそんなネガティブな情報も出てきますが、そこは、長年のノウハウを持った弊社ならご安心してお任せいただけると自負しております。

<消音ユニット>へ抵抗がある方も、ぜひ、弊社で取り付けした消音ユニット付ピアノをご試弾いただければ幸いです。

♪コルグのグランドピアノ用消音ユニットKHP-5000は弊社本郷店にて展示中です。詳しくはお問い合わせください。
最後に蛇足となりますが、

「最近のピアノは鍵盤蓋がゆっくり閉まってくれるけど、前のピアノにはそういうのないから小さい子にはちょっと心配なのよね…」と思ったそこのあなた様!

こちらのピアノ、後付けのスローダウンシステムが付いていますのでご安心ください!
中古ピアノの場合、やはり年式は気になる部分だと思います。

そこはお店の腕の見せ所です!「どう使われたか」ではなく「どう修理したか」が大事です。

本来のヤマハU1Hの高い品質を年月が経ったことで損なうのではなく、その年数を味方につけてさらに深みを増すよう丁寧に再生をしています。

ぜひ、実際にご体感いただければ幸いです。

皆様のご来店を心よりお待ちいたしております。