BLOG

ブログ

スタジオ料金変更のお知らせ:キャンペーン終了間近!

スタジオ料金変更のお知らせ:キャンペーン終了間近!

みなさん、こんにちは。

三浦ピアノです。

2021年8月1日より、コロナに打ち勝て!音楽の力キャンペーンといたしまして、スタジオ料金の値下げを行っておりましたが、予定通り2022年8月末にてキャンペーンを終了することになりました。

キャンペーン期間中、たくさんのご利用をいただき、誠にありがとうございました。

2022年9月1日以降は、以下の料金といたします。


<新料金2022年9月1日~>

Kタイプ(アップライトピアノ/3畳)…¥1,200税込/1時間(※従来料金¥1,430)

Mタイプ(アップライトピアノ/5畳)…¥1,600税込/1時間(※従来料金¥1,870)

Gタイプ(グランドピアノ/7畳)…¥2,000税込/1時間(※従来料金¥2,420)

いずれのお部屋も、従来料金よりも値下げとなります!!!(キャンペーン中は、K:¥1,100/h、M:¥1,540/h、G:¥1,980/hでした)

今後ともたくさんのご利用を心よりお待ちいたしております!!!

G1スタジオにベーゼンドルファーのビンテージGP入りました!

G1スタジオにベーゼンドルファーのビンテージGP入りました!

三浦ピアノです。

本日はスタジオのご案内です。

コロナに負けるなキャンペーン第三弾!
G1スタジオにベーゼンドルファーのビンテージグランドピアノ(1911年製)が入りました!!!

なんと御年111歳です!(たぶん…)
美しい透かし彫りの譜面台、重厚感のある脚!なんともSNS映えしそうなピアノです。
ずっしりとした見た目通り、太く力強い音がします。

「厚みのある音とはこういうことか!!!」とその迫力に心躍ります。

1911年製なんて信じられない音の鳴り方です。特に低音部はずぉぉおお~~~~~んと体の芯まで響いてきます。

弦は全て1本張り!!!

通常、芯線部分(銅線の巻かれていない音域)は、1音につき3本の弦をハンマーが打つようになっており、基本的には1本の弦を折り返して2本分張るのですが(チューニングピン→ヒッチピンで折り返して→次のチューニングピン)、こちらのピアノは折り返さずに1本1本張られているのです。(チューニングピン→わっかを作ってヒッチピンにとめる)

ものすごい手間と技術を要するので、総一本張りのピアノはなかなかありません。たいへん貴重です。

そのものすごい手間暇をかけて丁寧に作られた結果、淀みのない済んだ音色が実現されています。

キラキラと輝きあたたかさを感じる音色はまさに一流の響き。
ベーゼンドルファーは、今はヤマハ傘下に入ったオーストリアの老舗メーカー。

スタインウェイ、ベヒシュタインと共に、“世界三大ピアノメーカー”と呼ばれています。

ベーゼンドルファーといえばフランツ・リスト。

そのあまりに強靭なタッチで次々にピアノを演奏不能にしたリストの演奏に耐えたことから、リスト本人より「あなたのグランドピアノの機能の完璧さは私の期待する理想をはるかに超えるすばらしいものである」と手紙を送られたことで有名です。



力強くも澄んだ音色に癒される…

日本のピアノとは一味違うビンテージのベーゼンドルファー、弾いてみませんか?

皆様のご利用を心よりお待ちいたしております。

売約済み<渋谷店>ヤマハ W201BW

売約済み<渋谷店>ヤマハ W201BW

なかなかお目にかかれない逸品♪
<こちらのピアノはご成約済みとなりました。現在の展示情報は→こちら

みなさん、こんにちは。
三浦ピアノです。
渋谷店にとても素敵なピアノが入荷しました。

<YAMAHA W201BW>※ヤマハリニューアルピアノ

クラシカルなデザインがとても魅力的♪
高さ131cm/間口154cm/奥行65cm/重量245kg
1985年製

外装化粧材は根強い人気を誇るウォルナットです。
W201シリーズは当時の最高級機種として販売されていたピアノで、今でも多くのピアノファンを魅了し続けています。
そもそもの生産台数が少なく、手放されるオーナー様も多くなく、流通台数が少ないため出会える機会はあまりありません。
それにもかかわらず、偶然にも今回のピアノを入荷する前に弊社には1世代前のW201Bが展示されていましたがあっという間にご成約となりました。
やはり数が少ないだけあり、「これが欲しい!」というお客様は方々お探しになっているようです。

それでは、ピアノを見ていきましょう。
全体的に重厚感のあるクラシカルなデザイン。
W201シリーズの象徴ともいえるおしゃれな上前板は、トーンエスケープが搭載されています。
譜面台を前に引っ張ると横に隙間ができてそこから音が出るようになります。
アップライトピアノは音を集約して響かせる響板(共鳴板)が背面にありますので音の大部分は背面を中心に出るのですが、このトーンエスケープがあることで、よりいっそう直接的に演奏者に音が届きます。

実のところ、ピアノは隙間が多いのでトーンエスケープがなくても鍵盤の下などからも前面に音は出ていますが、やはり目の前から音が出てくるとだいぶ印象が変わります。
“自分がピアノを鳴らしている感覚”をより確かに味わえるのはトーンエスケープならでは。

この板チョコ模様、上前板だけでなく下前板や親板(側面の大きな部分)にもしっかりと刻まれています。
通常はあまり装飾がされない脚や棚板(鍵盤の下の部分)にも装飾が施されています。
装飾自体はシンプルですが、このひと手間が印象を大きく左右します。
高級機種と言われるW201BW。
もちろん見た目だけではありません。
トーンエスケープ機能付き譜面台、ソステヌートペダル、X支柱、中低音アグラフ、高音アリコート方式弦押さえ…と、当時のヤマハのアップライトピアノでできる最大限の工夫がされています。
ひとつひとつご案内したいところですが、機能が盛りだくさんなので、弊社の過去の記事を参考にご覧いただけますと幸いです。

X支柱、アグラフ、アリコートについてはこちらにて解説→ヤマハYUA

ソステヌートペダルはグランドピアノの真ん中のペダルと同じペダルで、右のダンパーペダルの全体の音を伸ばす機能を、特定の音にだけ発揮するペダルです。
例えば、「真ん中のド」だけを鳴らした直後にソステヌートペダルを踏み、そのまま別の音を鳴らすと、最初に鳴らした「真ん中のド」だけが伸びます。

音色は優しく上品です。
低音部はしっかり重量感を感じられながらもポーンと暖かく響き、高音は音の立ち上がりはふわっと優しく、立ち上がった後はきらっと軽やかに響く品の良さ。
なかなか出会えない貴重な逸品。ぜひ、ご試弾にいらしてください。
このどっしりとした重厚感とクラシカルな美しさ、現行品では見られないデザインの細やかさにこだわりの機能…
まさに中古ピアノの強みともいえる「中古でしか出会えない」すばらしいピアノです。
皆様のご来店を心よりお待ちいたしております。

売約済み<渋谷店>ヤマハU3M+コルグKHP-2500

売約済み<渋谷店>ヤマハU3M+コルグKHP-2500

新品の消音ユニット付き♪
<こちらのピアノはご成約済みとなりました。現在の展示情報は→こちら

三浦ピアノです。
渋谷店に展示しているピアノの情報をお伝えします。

<YAMAHA U3M + KORG KHP-2500>※ヤマハリニューアルピアノ+新品コルグ消音ユニット

ヤマハのフルサイズアップライトピアノに、新品のコルグ消音ユニットKHP-2500をセットしたお得な商品です。
高さ131cm/間口154cm/奥行65cm/重量240kg
1982年製
まずはピアノ本体から見ていきましょう。
U3Mらしい、優しく素直な音色です。
硬さと柔らかさのバランスが絶妙で、感情を音に乗せやすいです。
伸びの良さや、表現の幅の広さなど大型のピアノならではの良さをしっかり感じながら演奏できます。

さて、消音ユニットについてですが、内部について詳しくご覧になられたい方は過去ブログ(←クリック♪)にて解説いたしておりますので、そちらが参考になれば幸いです。

この場ではさくっとご案内いたします。
まず、消音ユニットとは【今までの普通のピアノとしても弾けるし、電子ピアノのようにも弾けるようにする】ためにピアノに取り付ける機械のこと。

レバーまたはペダルの切り替えで、生のピアノの音は出ないようにして(消音ON)、その間は電子音がヘッドフォンから聞こえるようになります。

消音ユニットを取り付けることで、昼間は普通のピアノとして演奏、夜間など外に音が漏れては困る時間帯は消音モードで演奏♪という1台で2役をこなすピアノに♪

消音ユニット付きの生ピアノと、電子ピアノの決定的な違いはこの切り替えができるという点と、「消音ピアノは内部構造は生ピアノのまま」という点です。消音時には音はもちろん電子音になりますが、一般的な電子ピアノのタッチ感とは雲泥の差があります。

消音ユニットは他の店頭展示品に後付けも可能ですし、お手持ちのピアノへ出張取付も可能です♪

「お休みの日以外は夜しか弾けない」「家族がテレワークなので音が出せない」などなど現代のお悩みに消音ユニット付きのピアノ、いかがでしょうか。

レバーひとつでさくっと切替♪ぜひご試弾してみてください。

皆様のご来店を心よりお待ちいたしております。

売約済み<渋谷店>ヤマハ U3M

売約済み<渋谷店>ヤマハ U3M

穏やかな音色が心地よい♪
~こちらのピアノはご成約済みとなりました~
現在の展示品情報は→こちら


三浦ピアノです。
渋谷店に展示しているピアノの情報をお伝えします。

<YAMAHA U3M>※ヤマハリニューアルピアノ
高さ131cm/間口154cm/奥行65cm/重量240kg
1982年製



黒の背の高さ131cm。まさにド定番、ピアノと言ったらこの形でしょう♪
アップライトピアノの楽器としての能力の高さは、同じメーカー内で比較するのであれば、基本的には背が高い方(グランドでは奥行が長い方)に軍配が上がります。

一般的にアップライトピアノは130cmほどが一番背が高いと言われております。
背が高くなれば、ピアノの表現力の豊かさを左右する響板(共鳴板)の面積が広くなり弦長も長くなりますし、弾き心地の良し悪しを左右するアクション(※)にも余裕がでます。(※アクションとは、ピアノが音を出すための機構のことです)

背が高くなればなるほど、ピアノの懐が深くなります。

こちらのU3Mは穏やかな音色が特徴です。
もちろん、パワフルな音色も鋭い音色も出せますが、何の気なしに鍵盤に触れてみると、優しい音色が出ます。

軽く弾いただけでもワンっと大きい音が出る元気なピアノには少しびっくりしてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、こちらのU3Mはまずは優しく語りかけてくれます。

弾き方により音色のコントロールが豊かにできるのは大型のピアノならではの表現力です。
これからピアノを始められる方へも、すでにピアノをお弾きになっている方へもおすすめです。
多くの方の心を満たしてくれるピアノだと思います。

近年、住宅環境から小型のインテリアピアノへの需要も高まっており、見た目やサイズ感から食わず嫌いで大型のピアノから遠ざかってしまいがちかもしれませんが、「楽器を演奏する」というシンプルな原点に帰ってみると、スタンダードな大型のピアノに触れてみる機会もあって良いのではないかと思います。

ぜひ、ご試弾にいらしてください。

皆様のご来店を心よりお待ちいたしております。

売約済み<渋谷店>ヤマハ W201B

売約済み<渋谷店>ヤマハ W201B

中古市場ならではの逸品!
こちらのピアノはご成約済みとなりました。後継機種のW201BWが入荷しております(2021.12.)→W201BWもご成約済みとなりました。
現在の展示品情報は→こちら



みなさん、こんにちは。
三浦ピアノです。
渋谷店にとても素敵なピアノが入荷しました。
<YAMAHA W201B>※ヤマハリニューアルピアノ

素晴らしき重厚感!!!
高さ131cm/間口154cm/奥行65cm/重量245kg
1982年製

外装化粧材は人気のウォルナットです。
W201シリーズは知る人ぞ知る超人気機種。

当時の最高級機種として販売されていたピアノで最上級の逸品となっておりますが、台数が少ないため出会える機会はあまりありません。

だからこそ、このピアノを探し求めるファンも多いのだとか。

まず目に付くのは、W201Bのチャームポイントである「板チョコみたいな」トーンエスケープ機能付きの譜面台。
前に引っ張ると横に隙間ができてそこから音が出ます。
アップライトピアノは響板(共鳴板)が背面にありますので、音の大部分は背面を中心に出るのですが、このトーンエスケープがあることによってより直接的に演奏者に音が届きます。

実際、ピアノって隙間が多いのでトーンエスケープがなくても鍵盤の下などからも前面に音は出ていますが、やはり目の前から音が出る感覚はトーンエスケープならではです。

見た目も美しく且つ機能的!なんて素晴らしいのでしょうか。

この板チョコ模様、下前板や親板(側面の大きな部分)にも深々と刻まれています。
脚や棚板(鍵盤の下の部分)にも立体的なデザインが施されており、いっそう高級感がでます。

決して華美なデザインではなく、あくまでもクラシカル・スタンダードを踏襲した品のある佇まい。

ひとつひとつのパーツに丁寧な技を感じます。
高級機種といわれる所以は、スペックを見れば一目瞭然。

トーンエスケープ機能付き譜面台、ソステヌートペダル、X支柱、中低音アグラフ、高音アリコート方式弦押さえ…もう、ふんだんに色々とおまけがついているわけです。

ひとつひとつご案内したいところですが、なにせ機能が盛りだくさんなので、良かったら弊社の過去の記事をご参考になさってください。

X支柱、アグラフ、アリコートについてはこちらにて解説→ヤマハYUA

ソステヌートペダルはグランドピアノの真ん中のペダルと同じペダルで、右のダンパーペダルの機能(全体の音を伸ばす)を、特定の音にだけ発揮するペダルです。
具体的にいえば、「真ん中のド」だけを鳴らした直後にソステヌートペダルを踏み、そのまま別の音を鳴らすと、最初に鳴らした「真ん中のド」だけが伸びます。

音色も見た目と同様に重厚です。
特に低音部分の迫力は素晴らしい。きれいにまっすぐ伸びて体の芯にまで響いてきます。
中高音も太さがありつつも上品さを欠かない絶妙なバランスです。
見た目だけじゃなく、きちんと中身も素晴らしい。演奏者の想いに応えてくれる表現力を持っています。

なかなか出会えない貴重な逸品。ぜひ、ご試弾にいらしてください。
皆様のご来店を心よりお待ちいたしております。

スタジオ:お得なキャンペーンのお知らせ

スタジオ:お得なキャンペーンのお知らせ

みなさま、こんにちは。

三浦ピアノです。

本日はスタジオのキャンペーンについてのご案内です♪

【コロナに打ち勝て!“音楽の力”キャンペーン】

コロナ禍で音楽活動が厳しく制限される中、弊社スタジオをご利用し続けて下さっている皆様へ、値下げキャンペーンを行います。

期間は2021年8月より1年間を予定いたしております。

<キャンペーン料金 2021.08.01~>

♪Kタイプ(3畳UP)…¥1,100税込/1時間 (従来¥1,430税込)


♪Mタイプ(5畳UP)…¥1,540税込/1時間 (従来¥1,870税込)


♪Gタイプ(7畳GP)…¥1,980税込/1時間 (従来¥2,420税込)



このご機会にぜひご利用ください!

更に★先達てお知らせの通り2021年9月1日より30分枠でのご利用が開始となります!!!

みなさまのご来店を心よりお待ちいたしております。

※会員登録不要ですが、オンライン予約をご利用になられたいお客様は→システム利用登録←をお願い申し上げます。

スタジオの時間枠が9月より変更になります

スタジオの時間枠が9月より変更になります

【時間枠変更について重要なお知らせ】
三浦ピアノです。
弊社スタジオのご利用時間についてご案内です。
2021年9月1日より30分枠でのご利用が可能になります。

従来は、9時~19時は毎時00分からの1時間単位・19時~21時は2時間固定枠でしたが、
2021年9月より9時~19時は30分単位19時~20時&20時~21時は1時間固定枠となります。

9時~10時および19時~21時の時間帯のご予約受付は従来通りお電話でのみ承っております。

その他の時間帯につきましては、9月以降のカレンダーは既に30分枠に切り替わっておりますので、オンラインからもご予約いただけます。
オンライン予約は→こちら←より♪

また、8月よりキャンペーンを予定しておりますので続報をお待ちくださいませ♪

皆様のご来店を心よりお待ちいたしております。

【重要】スタジオ:予約システムメンテナンスのお知らせ

スタジオの時間枠が9月より変更になります

みなさんこんにちは、三浦ピアノです。

下記の日程で、スタジオの予約システムのメンテナンスを行います。
期間:2021年7月21日(水)18時30譜~22時頃まで

システムメンテナンス中は、お電話およびオンラインでのご予約/変更/キャンセルが一切できなくなります。

ご不便をおかけしまして申し訳ございません。

よろしくお願い申し上げます。

売約済み<渋谷店>ヤマハ UX + コルグ KHP-2500

売約済み<渋谷店>ヤマハ UX + コルグ KHP-2500

新品の消音ユニット付き♪
~こちらのピアノはご成約済みとなりました~
現在展示品情報は→こちら


三浦ピアノです。

渋谷店に展示しているピアノの情報をお伝えします。


<YAMAHA UX + KORG KHP-2500>※ヤマハリニューアルピアノ+新品コルグ消音ユニット

中古市場で以前から変わらぬ人気を誇る初代UXに、新品のコルグ消音ユニットKHP-2500をセットしたお得な商品です。
高さ131cm/間口154cm/奥行65cm/重量250kg
1980年製
まずはピアノ本体から見ていきましょう。

音の立ち上がりが素直で、一本筋の通ったちょうどいい厚みのある音色です。
UXといえばX支柱。
正面からは見えませんが、名前の由来にもなっているX支柱。支柱はピアノの背面にあります。

ピアノに張られている約230本の弦の張力を支えているのが、中に入っているフレーム(鋳鉄)と、この支柱。
一般的には支柱はまっすぐな形をしています。
UXに使われているX支柱はその名の通り支柱がXの形に。
さて、ではなぜXの形になっているのでしょうか?

まず、ピアノの弦の張力は1台で約20tにも及びます。
ピアノの弦は、長さを長くとるために斜めに交差して張られていますので、それだけの大きな力を支えている支柱も斜めに交差させることでねじれや反りに強くなり、ピアノ全体の剛性・耐久性を上げることに伴い、響板支持が増して音の伸びやかさへとつながると考えられ、X支柱が誕生しました。

UXって支柱がXになっただけなの?と思われがちですが、当時のスタンダードシリーズに比べていろいろと工夫されたピアノです。

まずは当時のカタログを見ると「トーンエスケープ採用」と書いてあります。
一般的にトーンエスケープといえば、上前板にスリットが入っていたり…(例↓)
上前板の中央部分を手前に引っ張り出す譜面台をイメージしますが…(例↓)
UXの場合は、実は、鍵盤の下にある下前板の隙間を大きくすることでその効果を得ています。
この世代の後のピアノでもちょくちょくこういうトーンエスケープ、あります。
アップライトピアノは基本的に背面にある響板がメインとなって音を鳴らしていますが、この隙間が音の逃げ道となって、演奏者に直接音が届くようになります。

それ以外にも、次高音~高音にかけて分割アリコート(※1)が採用されており艶のある音色を奏でてくれますし、中~低音部の駒にはオーバーハング(※2)方式が採用されており、充分な弦長が確保されているため中~低音の切り替え部分も滑らかな音になっています。

一見普通の黒いピアノですが、実はいろいろと工夫が凝らされているUX。
その工夫がきちんと音色の豊かさに反映され、今でも根強い人気があるのも頷けます。

実際にはスタンダードラインのUシリーズでもU3M以降はアリコートらしきものがついていたりもするのですが、モデルチェンジ後はまたつかなくなったり当時のカタログに記載が有ったりなかったりしてます…(;^_^A(弊社は古い店なので、昔のカタログも資料として豊富に保管しています)。

(※1アリコートとは、豊かな倍音を出すための方策です。1本の弦が端から端まで全て鳴っているわけではなく、実際に音を鳴らしている部分(有効弦)と音が鳴らない部分に分かれています。音が鳴らない部分は共鳴弦とされていますが、有効弦に対して共鳴弦の長さが整数比になるように分割することによって、より豊かな倍音を鳴らすように工夫されたのがアリコート方式です。)

(※2オーバーハングとは、弦長を長くとるための方策です。中低音部は特に、澄んだ滑らかな音を出すにはなるべく長く弦長を取りたいのです。ピアノが音を出すためにはハンマーが弦を打ち、響板(共鳴板)に貼られている駒に振動が伝わり、駒から響板へ振動を伝えながら増幅して音となります。弦の端が駒に接触しているため、その駒を響板のなるべく端っこに寄せれば弦長を長く得られますが、響板の構造上、振動効率を上げるには駒はなるべく中央寄りに有ってほしいため、単に駒を端っこに寄せるのではなく、駒はなるべく中央へ寄せた上で駒の形状を工夫し、弦が接触する駒上部は響板の端の方へせり出すようにしてなるべく長い弦長を確保しています。)



さて、消音ユニットについてですが、内部について詳しくご覧になられたい方は過去ブログ(←クリック♪)にて解説いたしておりますので、そちらが参考になれば幸いです。

この場ではさくっとご案内いたします。
まず、消音ユニットとは【今までの普通のピアノとしても弾けるし、電子ピアノのようにも弾けるようにする】ためにピアノに取り付ける機械のこと。

レバーまたはペダルの切り替えで、生のピアノの音は出ないようにして(消音ON)、その間は電子音がヘッドフォンから聞こえるようになります。

消音ユニットを取り付けることで、昼間は普通のピアノとして演奏、夜間など外に音が漏れては困る時間帯は消音モードで演奏♪という1台で2役をこなすピアノに♪

消音ユニット付きの生ピアノと、電子ピアノの決定的な違いはこの切り替えができるという点と、「消音ピアノは内部構造は生ピアノのまま」という点です。消音時には音はもちろん電子音になりますが、一般的な電子ピアノのタッチ感とは雲泥の差があります。

消音ユニットは他の店頭展示品に後付けも可能ですし、お手持ちのピアノへ出張取付も可能です♪

「お休みの日以外は夜しか弾けない」「家族がテレワークなので音が出せない」などなど現代のお悩みに消音ユニット付きのピアノ、いかがでしょうか。

レバーひとつでさくっと切替♪ぜひご試弾してみてください。

皆様のご来店を心よりお待ちいたしております。