BLOG ブログ

HOME // ブログ // G1スタジオにベーゼンドルファーのビンテージGP入りました!

CATEGORY


スタジオ

G1スタジオにベーゼンドルファーのビンテージGP入りました!

三浦ピアノです。

本日はスタジオのご案内です。

コロナに負けるなキャンペーン第三弾!
G1スタジオにベーゼンドルファーのビンテージグランドピアノ(1911年製)が入りました!!!

なんと御年111歳です!(たぶん…)


美しい透かし彫りの譜面台、重厚感のある脚!なんともSNS映えしそうなピアノです。



ずっしりとした見た目通り、太く力強い音がします。

「厚みのある音とはこういうことか!!!」とその迫力に心躍ります。

1911年製なんて信じられない音の鳴り方です。特に低音部はずぉぉおお~~~~~んと体の芯まで響いてきます。

弦は全て1本張り!!!

通常、芯線部分(銅線の巻かれていない音域)は、1音につき3本の弦をハンマーが打つようになっており、基本的には1本の弦を折り返して2本分張るのですが(チューニングピン→ヒッチピンで折り返して→次のチューニングピン)、こちらのピアノは折り返さずに1本1本張られているのです。(チューニングピン→わっかを作ってヒッチピンにとめる)

ものすごい手間と技術を要するので、総一本張りのピアノはなかなかありません。たいへん貴重です。

そのものすごい手間暇をかけて丁寧に作られた結果、淀みのない済んだ音色が実現されています。

キラキラと輝きあたたかさを感じる音色はまさに一流の響き。



ベーゼンドルファーは、今はヤマハ傘下に入ったオーストリアの老舗メーカー。

スタインウェイ、ベヒシュタインと共に、“世界三大ピアノメーカー”と呼ばれています。

ベーゼンドルファーといえばフランツ・リスト。

そのあまりに強靭なタッチで次々にピアノを演奏不能にしたリストの演奏に耐えたことから、リスト本人より「あなたのグランドピアノの機能の完璧さは私の期待する理想をはるかに超えるすばらしいものである」と手紙を送られたことで有名です。

 

力強くも澄んだ音色に癒される…

日本のピアノとは一味違うビンテージのベーゼンドルファー、弾いてみませんか?

皆様のご利用を心よりお待ちいたしております。

SHARE
シェアする
[addtoany]

ブログ一覧